臓器移植フォーラム2015 i n 長岡 開催レポート
より多くの人々に移植医療についての理解を深めてもらい、臓器提供について意思表示がなされることで、移植医療の推進が図られることを目的とする、毎年10月の「臓器移植普及推進月間」。
今年は当該月間に先駆け、9月19日に長岡市の「アオーレ長岡」にて「臓器移植フォーラム2015in長岡」と題し、FM-NIIGATAの番組公開録音を実施しました。 今回は、「すこやか・ともしびまつり2015」のステージイベントとして、FM-NIIGATA「ヤン&アッキーのど〜なの?臓器移植シーズン8」の公開録音を実施。パーソナリティが事前に会場で調査した街の声などを紹介しながら、会場の皆さんと移植医療について考えていきました。
また、晴麗看護学校(長岡市 立川メディカルセンター)の学生の皆さんによる寸劇を披露。家族が突然の事故に遭い、臓器を提供するのかどうかの決断をする境遇に置かれるという物語をご紹介しました。また、番組公開録音では、寸劇を披露してくださった学生さんをゲストに迎え、会場の皆さんとともに移植医療について考えました。
番組出演のヤンさん、西條さん、秋山コーディネーターの3人がイベント開催中のアオーレ長岡でリサーチ。「臓器提供の意思表示」について、街の声を集めました。
公開録音の開始前にFM-NIIGATAの「アオラジ」におじゃましまして告知をさせていただきました。昨年のシーズン7に出演していただいた斉藤瞳さんとの再会もあり、大いに盛り上がりました。
公開録音ステージに3人が登場。フォーラム開始前に、会場の皆さんに「提供できる臓器は?」など、臓器提供に関する基礎知識をクイズで出題しました。
●開会挨拶
新潟県臓器移植推進財団
橋公太理事長
晴麗看護学校の学生さんによる寸劇。朝、元気に出かけたはずのお父さんが危篤となり…悲しみに暮れる家族がお父さんの「臓器提供の意思」を知り、コーディネーターの話を聞いてみる…家族はお父さんの生前の考えを尊重し、提供を決断する…秋山コーディネーターは本人役で、また、特別出演としてお父さん役でヤンさんにもご参加いただきました。
いよいよ番組公開録音スタート。晴麗看護学校からは2人の学生さんが番組に出演。移植医療に関する若者の考えをお聞きしました。
●出演者(左から)
ヤンさん(FM-NIIGATAパーソナリティ)
西條さん(FM-NIIGATAパーソナリティ)
秋山政人(新潟県臓器移植コーディネーター)
ゲスト:晴麗看護学校から、久々江さん(左)と青柳さん(右)
公開録音終了後、来場者限定でFM-NIIGATAオリジナルグッズや当財団オリジナルグッズが当たる、ジャンケン大会を開催しました。
●閉会挨拶
新潟県腎臓病患者友の会
馬場享会長
閉会のご挨拶は、新潟県腎臓病患者友の会(腎友会)の馬場亨会長。
公開録音の内容(音声)は、「ど〜なの? 臓器移植 シーズン8」の番組ダウンロードページ(第5回)でもご紹介しています。
→詳しくはこちら
ご来場者の感想(アンケートより一部抜粋)
●意思表示の大切さが分かった。
●寸劇は臓器提供までの流れがよく分かった。
●自分の意思、家族の意思を確認して、知っておく大切さが伝わった。
(寸劇の感想)
●移植への理解が進むことを望みます。
●子どもの臓器移植についても知りたい。
●「臓器移植をしたくない」という人の理由も知りたいです。
財団では、これからもより多くの方に移植医療について理解を深めていただくため、県内各地でのフォーラムを企画していきたいと考えております。ご意見・ご要望などがございましたら、お気軽に財団までお寄せください。
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